サイトのアイキャッチ画像

西東京市
An die musik ピアノ教室 ブログ

† An die musik(アンディムジーク)とはドイツ語で「音楽に寄す」という意味です

西武池袋線「ひばりヶ丘駅」北口より徒歩 2 分

ホーム » ブログ » 生徒のコンクール入賞などの公表について

生徒のコンクール入賞などの公表について

急に暖かくなったこともあり、自宅の庭の枝垂れ桃の蕾が膨らみ始めました。

庭の枝垂れ桃の蕾

満開になると、通りがかりの人が足をとめてご覧くださったりするほど華やかになります。
満開になりましたらまた写真アップいたしますね。

今日は、藝大時代の後輩で某音楽大学の講師をされている方と、つい先日お会いした際に話題になったことをお話させていただきます。

自分の生徒のコンクールや音高・音大受験の結果の公表についてです。

◉私の教室では、生徒のコンクール優勝、入賞などの受賞結果、ならびに音高・音大受験合格などのご報告、公開告知は敢えて控えております。

理由は二つあります。

まず、生徒がコンクールで優秀な成績を収めたり、音大に合格することは、生徒自身の功績であり、指導者の功績ではないこと。
指導者はあくまでも生徒のサポートをする立場であり、その方のベストな演奏ができるよう全力で良い指導をするべき影役者であって、その結果をいちいち公表する必要はないこと。

もう一つは、「入賞おめでとう!」「合格おめでとう!」と公に発表することで、同じコンクールや大学を受けていて結果を出せなかった生徒や、コンクールを受けなかった生徒たちはどんな気持ちになるか?と配慮すること。

私が今まで30年以上指導をしてきた中で、数多くの生徒たちがコンクールで入賞を果たしたり音大に合格したりしていますが、その結果を私は敢えて具体的には公表しておりません。

今までの生徒たちの進路先の目安として大学名などのみ掲載しております。
もちろん生徒本人には目一杯の祝辞の言葉を伝え、共に喜び、時には共に泣き、そうして喜びを分かち合っています。
また、生徒一人一人のプライバシーや安全性を配慮する気持ちもあり、生徒の演奏動画なども公開しておりません。

これまでも今現在も確かな実績があることだけはお伝えし、そしてその過程において私がこれまで研究してきたこと、進化し続ける音楽に対し日々探求していることなどはどんどんご紹介していくつもりです。

せっかくピアノを弾くのであれば、幸せな気持ちでピアノを奏でてもらいたい、少しでも良い音で奏でてもらいたい、その中から素晴らしい音楽家が巣立っていってほしい!

その一心でこれからも指導や研究を続けて参ります。

今日も音楽とともに佳き一日となりますように♫


投稿日

カテゴリー:

投稿者: