教室のブログ、ご無沙汰してしまいました。
6月に入って二つプログラムの大変なコンサートが続き、レッスンもほぼ休みなくいつも通りしながら、その合間に自分の練習もしていたので、本当に日々時間との闘いでした。
演奏家というのは年がら年中ほぼそのような状況であり、身体も心もタフでないとノルマは果たせない、といつも思います。
おかげさまで二つのコンサートも盛況に終わり、それぞれに感慨深い演奏会となりました。
ご来場いただきましたみなさま、出演者、スタッフのみなさまに心より御礼申し上げます。
先日、恩師にある生徒のレッスンをしていただきました。
先生のお宅に伺うのは久しぶりでしたが、先生の素敵なお宅もレッスン室もピアノも懐かしく、すべての物を大切にされている先生のお人柄に改めて感銘を受けました。
レッスンの内容、先生のご助言ひとつひとつに重みがあり、私が学生時代そうだったように、先生のレッスンを受けていると音楽全体が見えてくる、方向性が明確になる、そんな素晴らしいレッスンを今回も受けることができました。
ご多忙のなか先生には特別にお時間をとっていただき感謝しております。
生徒はとにかくレッスンが楽しかった!と小さいながらにもたくさんのことを吸収できた様子でした。
私自身も練習曲のテンポ設定や古典派作品の積極的なアーティキュレーションなど大変勉強になりました。
指導者の立場になっても、勉強や研究は絶対に必要なことです。
音楽の道は一生学びの積み重ねですので。
これから各種コンクールにエントリーされる生徒が複数いますが、みなそれぞれにベストを尽くせるよう、次へのステップにつながる素晴らしい経験になるよう、私もバックアップしていけたらと思います。