毎年春の恒例行事になりつつある、チェンバロ工房にお邪魔しての「チェンバロ試弾会」。
今年は16名の生徒さんたちと工房に伺いました。
手作りの楽器の美しい音色と外観のチェンバロやフォルテピアノに生徒さんたちも夢中になって弾きこんでいる様子でした。
今年は新進気鋭のチェンバリストの方の模範演奏も拝聴でき、素敵な演奏にみなさんウットリ。
私自身も鍵盤を作る工程などを拝見できたり、材質やデザインについて疑問に思っていたことを細かく伺えたりして、とても有意義な時間でした。
午前、午後組に分かれて体験させていただいたので、入れ替わりのお昼休みの間、私はひたすらバロック音楽の作品、モーツァルトの作品などのタッチ奏法やアーティキュレーション、装飾音などのアプローチを研究すべく、1時間ほどずっと弾きこみ、学びの時間を得ることができました。
それにしても生徒さんたちは本当に元気いっぱいで、いつもパワーをもらえます 笑。
工房の方にも「みんな元気で仲が良いですね!」と言われ、思わず「そうなんです!笑 いつもとっても賑やかでとっても和やかなんです。」とお答えしました 笑。
みなさん今年もそれぞれに多くの学びを得られたことと思います。
更にバロック音楽作品の演奏において、明確で魅力的なアプローチができるといいですね。
工房のみなさま、チェンバリストの方に心より御礼申し上げます。