こんにちは。
いよいよ藝大など、国立の音楽大学の今年度の入試が始まりましたね。
音大受験やコンクールは人との闘いではないと私は思っています。
あえて闘いという言葉を使うならば、自身との闘いといえるかもしれません。
自分がどう音楽、作品と向き合い、それを世界にひとつしかない自分の音でどう奏でられるか。
音楽家、芸術家は、一つの作品に向き合うのと同時に「自分の内面」にも向き合いながら作品を完成させていくので、実はとても孤独で淋しい存在です。
「孤独と向き合う」という、目を背けたくなるような状況から逃げ出さず、世間に流されず、自己形成していくことで、様々なものを超越したメンタルを身につけていくことができるのではないでしょうか。
技術的な問題はもちろんのこと、たった一度しかないチャンスに十分なメンタルをもってベストな演奏をするのは、並大抵なことではありませんが、どうぞご自身の音楽と心を信じて、臨まれますように。
受験生のみなさま、最後まで体調に留意しつつ、ベストな演奏ができますように、心から応援しています!!!