一昨日、昨日と、江東区内の特別支援学校で3公演、フコク生命主催「すまいる・こんさーと」にソプラノ歌手の森さんとご一緒させていただきました。
ヴァイオリンを弾かれていらっしゃる学校の先生と共演もさせていただきました。
ピアノ・リサイタルやフコク生命のコンサートではいつもタカギクラヴィアのみなさまに大変お世話になっており、日本全国どこにでもスタインウェイなどのヴィンテージピアノをはじめとする素晴らしい楽器を搬入してくださっています。
タカギクラヴィアさんの所有されているピアノは自分の出したい音色、表現したい音楽を引き出して応えてくれる楽器です。
中には弾きこなすことがなかなか難しいピアノもありますが、あ!この音!このタッチの感覚と響き!と仲良しになった途端に世界が広がるのです。
特別支援学校などに在籍されている生徒さんたちはなかなか音楽ホールなどに足を運び辛いのが現実です。
フコク生命さんは全国各地の支援学校、ろう学校、もう学校、病院などに「本物の音楽」を届けたい、という一心でこの訪問コンサートを20年以上継続していらっしゃいます。
私は実はその第1回目から出演させていただき、20年以上、ほぼ全都道府県で演奏してきました。
タカギクラヴィアさんはそのフコク生命の活動に共感、賛同され、その学校のピアノではなく、コンサートホールで聴ける音色をそのまま生徒さんたちに聴いてもらいたい、という願いをこめて、日本全国北海道から沖縄までピアノを運んでくださっています。
本当に感謝しかありません。
生徒さんたちの真剣に聴いてくださっている様子、大きな反応、そして太陽、向日葵のような笑顔に、今回もまたたくさんのエネルギーをいただきました。
また、トルコの地震は大きな被害が広がっており、胸が痛みますが、モーツァルトの《トルコ行進曲》を祈りをこめながら演奏いたしました。
生きた音楽の素晴らしさと歓びをみなさんと分かち合えるように、これからも精進いたします。
今日は東京周辺でも積雪が心配ですね。
レッスンも状況を見て別日に振替など判断したいと思います。
みなさまお気をつけてお過ごしください♫